集中力を高める在宅仕事環境

①仕事の情報を閲覧するスペースを大型ワイドディスプレーで広げる
②デスクライト。部屋の電気を消して手元を照らせば舞台効果で集中力が高まる
③動画撮影時に顔を明るく照らすLED照明
④空気質測定機
⑤音声入力に使用するマイク。手で入力するより3倍速く文章化できる
⑥映像や音声の「ながら視聴」用のタブレットPC

在宅勤務はゲリラ戦である。それまでオフィスに集まって仕事をしていたのが、みな散り散りになって戦う。このとき、トップダウンで動いていた組織の多くは、その指揮系統が混乱し、パフォーマンスが低下した。一方で、権限委譲が進んでいた組織はかえってその生産性を高めた。

コロナ禍において在宅勤務が普及する中で参考になったのが、『ヒトデはクモよりなぜ強い』という本だ。スペイン軍に対抗した米アパッチ族や国際テロ組織アルカイダ、トヨタ自動車の組み立てライン、インターネットなどを例に分権型組織の強さを分析している。

クモは首を切り落とされると死んでしまうが、ヒトデはバラバラにされても部分が分かれて生き残っていく。私たちは切り離されたヒトデである。ここでは、在宅勤務というゲリラ戦を戦い抜くヒントをお伝えしたい。

在宅環境整備のポイント

在宅仕事の環境整備で重要な点は、集中力をいかに高められるか、である。もともと自宅は仕事をする場所として設計されていない。ゆったり弛緩できるようにつくられている。その中で長時間仕事をするというのは、実は不自然なことなのだ。