週刊東洋経済 2020年12/5号
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新型コロナウイルスの感染が再拡大している。出張を再び禁止したり、在宅勤務の比率を引き上げたりする企業もある。

長引くコロナ禍で在宅時間が増えたビジネスパーソンは多い。時間に余裕のできた人々の間で世代を問わず広がっているのが、この機会を生かして在宅で稼ごう、というニーズだ。勤務先の業績が悪化して収入が減り、本業以外で稼ぐことを迫られている人も少なくない。

内閣府が6月に発表した調査によると、感染拡大前と比べ約3割の人が将来の仕事や収入について考えるようになり、1割の人が新たに副業をしようと検討し始めた(「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」)。

稼ぐと一口にいっても、手段や額はさまざまだ。サイトで不用品を販売するといった手軽なものから、仕事仲介サイトを通じて仕事を受注する、ネット証券を通じて投資をする、など。自分にできることは何か、どのようなサービスやツールを使えば効率的か。これまでの経験やスキルを棚卸しして、自分に合うものを見極める必要がある。在宅仕事の実例や注意点を見ていこう。

(本誌:印南志帆)

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スキルシェア

企業の副業解禁や在宅勤務増加が後押し

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