浦和に住む知人が数人いるが、彼らはどこに住んでいるかを聞かれると、皆やや誇らしげに「はい、浦和です!」と答える。浦和市はかつて埼玉県の県庁所在地だったが、2001年に平成の大合併で旧大宮市、与野市と共にさいたま市となり、現在では浦和区などになっている。

埼玉県外の人間からすれば、浦和と大宮には大きな違いなどないようにも思えるが、浦和在住の多くの人が「大宮ではなく浦和です」と胸を張るのだ。それだけ引きつけられるものがあるのだろう。

浦和は江戸時代には中山道の浦和宿として栄えた。地域のほとんどが大宮台地上にあって地盤が安定しており、明治以降は別荘地としても評価が高かった。