本格的にユーチューブを始めようと思った際、悩ましいのはどの機材や編集ソフトを選ぶかだろう。手持ちのスマートフォンでも最低限の動画は作れるが、もう一段質を上げたい人が手に取るべきは何か。自身もユーチューバーで、デジタル製品に詳しいテックジャーナリストの本田雅一氏に紹介してもらった。

監修 テックジャーナリスト 本田雅一(ほんだ・まさかず)IT、モバイル、AV機器、コンテンツビジネスなど、技術とインターネットの関連業界をカバー。著書に『iCloudとクラウドメディアの夜明け』(ソフトバンク新書)など。

マイクの品質が最優先

予算がなく最低限の装備で済ませたい場合、初心者はカメラから入りがちだが、本田氏は「高性能なインカメラを備えたスマホがあれば十分。むしろマイクに投資すべきだ」と指摘する。話し手の音声が不安定だったり、ささいな生活音が混ざったりするだけで視聴者はストレスを感じるからだ。

マイク

お薦めなのが、スマホのイヤホンジャックに接続できるマイク。豪州・ロードのビデオマイク・ミーは、小型で安価だが特定方向の音をしっかり拾う。ゲーム実況などPCに向かって収録するなら、USB接続ができるマイクを使おう。スイス・ロジクールのイエティは定番だ。

RODE Microphones VideoMic ME(豪州・RODE)スマホのイヤホンジャック(iPhoneに使えるライトニングケーブル用もある)に接続する指向性マイク。程よく周囲の音を拾いながら、狙った音を的確に捉えられる。音質も優秀だ。価格6764円(アマゾン、税込み)