動画の収録風景。出演者の2人は、当日「朝練」を行い本番に臨んだ

「うちの会社でもユーチューブに動画を投稿してみたい」。そう思い立ってから会社の公認を得て実現するまでには、さまざまな困難が待ち受けていることだろう。

そもそも、動画を作るには何を準備していかなる過程を踏めばいいのか。小社の若手社員による動画プロジェクトに密着した。

必要最低限の環境

集まったのは、日頃記者業務やマーケティングに携わる20~30代の社員有志6名。動画制作の経験があるのは、前職が動画メディアのA子と、学生時代にかじった経験があるB男だけ。ほかの4人はほとんど初心者だ。

いずれは動画を事業化しようと夢見てきた彼ら。今回は上司から「好きにやっていい」とお墨付きをもらったが、予算はない。そのため企画から撮影、編集まですべてを自らこなす必要がある。「私物と他部署から借りたものを使って、会議室で撮影するしかない」(A子)。逆に、本格的な機材を使わずにどこまでできるかという挑戦でもある。