有料会員限定

急速に広がるリーガルテック 弁護士は「要らない」時代に?

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
拡大
縮小

紙が中心だった法曹界にデジタル化の波が押し寄せつつある。

デジタル化が進んでこなかった法曹界に新しいプレーヤーが続々と参入している。

リーガル(法律)とテクノロジー(技術)を掛け合わせて「リーガルテック」と呼ばれるこの分野は、大きく7つのカテゴリーに分けることができる。下の図は日本のリーガルテックサービスを機能別、主な利用者別に分類したものだ。

特集「激変 弁護士」の他の記事を読む

例えば、文書作成分野には個人向けの遺言書作成から企業向けの契約書チェック、法律事務所向けクラウド案件管理ソフトまで多くのサービスが存在する。文書管理には、ブロックチェーン技術を利用し、文書の作成時刻を記録するサービスがある。リサーチ・検索ポータル分野では、個人が法的情報を検索できるようにするサービスとして弁護士ドットコムがある。

リーガルテックでは、ユーザーによって、法律に関する知識に大きな格差がある。このため、属性に合わせてサービスの内容や質を変化させるのが定石なのだ。

誰でも使える契約管理システム|Hubble(ハブル)

Hubble(ハブル)が手がけるのは主に大企業向けの契約書一元管理サービスだ。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
有料法人プランのご案内