
(tkc-taka / PIXTA)
企業法務で頼りになる弁護士は誰か? 『週刊東洋経済』では、弁護士ドットコムが運営する企業法務ポータルサイト「BUSINESS LAWYERS(ビジネスロイヤーズ)」編集部の協力を得て、「依頼したい弁護士」25人を選んだ。
ビジネスロイヤーズに登録している企業法務部員に対し、
①M&A・会社法
②コンプライアンス・第三者委員会
③人事労務
④知的財産・エンタメ
⑤IT・個人情報・ベンチャーの5分野で、活躍していると思う弁護士についてアンケートを実施。さらに各種アワード(顕彰)の受賞歴、論文・著作・セミナーなど対外的な発信などを総合的に判断し、「依頼したい弁護士」として分野ごとに5人を選定した(各分野でとくに活躍が目立つ2人は写真を掲載した)。
代表的な弁護士の横顔を紹介していこう。
M&A・会社法
M&A・会社法の分野で著名な中村直人氏は企業へのガバナンス(企業統治)の助言で活躍。株主代表訴訟や株主総会関連訴訟などの訴訟を専門に手がけている。
■ 中村直人 弁護士|中村・角田・松本法律事務所

訴訟と会社法を得意分野としている。スルガ銀行第三者委員会委員長、関西電力コンプライアンス委員会委員長などを務める。1960年生まれ。一橋大学卒。司法修習37期