JR東海道線の茅ヶ崎駅で流れる発車メロディーは、サザンオールスターズの名曲『希望の轍(わだち)』。これを聞いて、茅ヶ崎が、サザンオールスターズのボーカル・桑田佳祐氏の故郷であることを思い出す人は多いだろう。

この曲に茅ヶ崎を想起させるフレーズは実は少ないが、サビでは「遠く遠く離れゆくエボシライン」と歌われる。茅ヶ崎の沖には、えぼし岩と呼ばれる岩があり、歌詞の「エボシライン」は、これを望み茅ヶ崎の海沿いを東西に走る国道134号を指すようだ。

1999年に茅ヶ崎海水浴場は「サザンビーチちがさき」と改名され、全国に知られる海水浴場となった(photolibrary)

海のイメージがあまりに強いので、茅ヶ崎駅を出るとすぐにビーチが現れると思われがちだが、駅から海岸までは直線距離で1.5キロメートルほど。高揚した気分でビーチに向かっても、徒歩20分程度かかってしまう。だが茅ヶ崎を満喫しようと思うなら、バスには乗らず海まで歩くのがお勧めだ。