最高裁判事に指名されたバレット氏への公聴会。大統領選直前の指名には批判もあるが、トランプ大統領は意に介さない(ロイター/アフロ)

司法界のリベラル派として有名だったギンズバーグ連邦最高裁判事が亡くなり、その後任人事が政治上の大きな論点になってきた。トランプ大統領が指名した保守派のバレット氏が就任すれば、最高裁の保守化が進むからだ。

ギンズバーグ氏存命中の最高裁は、保守派5人、リベラル派4人の判事構成だった。バレット氏が後任の判事になると、保守派6人、リベラル派3人で、保守派判事の優勢が明確になる。

民主党の憤りは強い。民主党のリーヒー上院議員は、バレット氏の承認を審議する公聴会で、「(トランプ氏と共和党は)司法の独立を奪い、極右と共和党の手先にするつもりだ」と厳しく批判した。