「例えるなら、アップルの製品を使っているときのような印象」。テスラ車の所有者は、そろってこう口にした。数あるEVの中で、なぜ新興メーカーのテスラが選ばれ、評価されるのか。人気の秘密を所有者3人に聞いた。

最新の技術が満載、今はテスラ1択だ

夏野氏の満足度は高いが、「欧州車と比べると、内装のデザインはあと一歩かな」(撮影:尾形文繁)

「(CEOのイーロン・マスク氏と会う際の準備として)実際に試乗してみて、乗り心地が気に入った。家族も翌日一緒に試乗し、すぐに『モデルS』の購入を決めた」と話すのは、デジタルコンテンツを手がけるドワンゴの夏野剛社長(55)だ。モデルSはテスラの上位車種で、最も安いタイプでも販売価格は800万円以上(税込み)する。夏野氏は2014年の発売直後に購入した。

4人家族で、メルセデス・ベンツのスポーツタイプも所有しているが、モデルSを利用する頻度が圧倒的に高いという。「何といっても、静かなのがいい。子どもたちも同じ理由でテスラのほうを気に入っている」。

テック企業の経営の舵を取る夏野氏ならではの指摘もあった。「自動車は高価な物なのに、長らくテクノロジーで遅れていた。その点、EVの中でもテスラ車は最新の技術をうまく活用できている。他社のEVにはひかれないし、今のところはテスラ1択」。

「5年乗っても飽きない」