しまだ・おさむ 1980年東京大学経済学部卒業後、日本国有鉄道入社。2010年JR北海道常務。JR北海道ホテルズ社長を経て14年から現職。

新型コロナウイルスは資金繰りの問題であり、当社が抱える構造的問題とは分けて考えなければならない。

資金繰りは年間300億円以上の減収を前提に考えている。まずは変動費の削減に全力を挙げる。旅費や印刷費、通信費などの節約を積み上げるほか、老朽宿舎など安全に直結しない設備更新を2021年度に見送る。この総額が30億円。さらに各方面にお願いして固定資産税、社会保険料の納付の1年延期を認めてもらった。それが年間70億円あるので、合計で100億円の資金繰り対策ができる。残りは短期借り入れで賄う。650億円の借入枠があり、年度内の資金繰りは万全だ。ただ、来年度以降は固定費削減のため、ダイヤ改正による減便も検討している。