株式投資の楽しみの1つが「株主優待」だ。投資先企業の商品やサービスの割引券などを定期的に受け取れる。「お得な優待銘柄」はどう選べばいいのか。

「優待廃止リスク」に注意

投資歴30年以上のカリスマ投資家・内田衛氏はコロナ時代の優待投資の注意点を次のように語る。

「コロナ禍が直撃している外食・ホテル・旅行・航空業界は、お得な優待がもらえる業界の代表格だった。そのため個人投資家に人気で、大逆風にもかかわらず、株価があまり下がっていないケースがある。しかしコロナ禍が長期化すると、経営破綻したり、株主優待を突然やめたりするところも出てくるだろう。コロナ時代は銘柄選定が一層重要になっている」

今は魅力的な優待券を配付している企業も、今後は注意が必要だ。実際9月10日にはすかいらーくホールディングスが株主優待額を減額、翌日株価が急落した。投資を検討する場合には、「会社の公表資料などで最新の月次売り上げや四半期決算を確認したり、『会社四季報』や『会社四季報オンライン』などで業績予想を参考にするなど、細心の注意を払いたい」と内田氏は語る。

カリスマ投資家 内田 衛(うちだ・まもる)高校時代から株取引。大卒後、大手生保勤務を経て投資家に。平成バブル崩壊で多額の借金を背負うが自力で全額返済、現在の運用額は3億円以上。株式投資では中長期、低位株投資を得意とし、収益不動産投資も行う。近々「東洋経済オンライン」での「投資日記」を再開予定。

そうした注意を踏まえて内田氏が独自に選んだ「コロナ時代の優待銘柄ベスト10」が下表だ。