(bee/PIXTA)

初心者向け金融商品として紹介されることの多い投資信託。運用会社が投資家から集めたお金で株式や国債などの金融商品を買い、利益を投資家に分配する。1口1万円未満の小口資金でも世界中の市場に投資できる。投信の人気が高まる一方で、分散投資の効果についての「幻想」も根強い。

投資信託協会の調べでは、国内の投信は5931本(7月末現在)もある。東京証券取引所の全上場3715銘柄(同)と比べても、投信の多さが際立つ。これほど数が多いと、すべての投信に精通するのは難しい。それは顧客のみならず証券会社や銀行の投信販売担当者でも同じだ。そのため運用会社は証券会社などが売りやすいことを重視して投信を作り、顧客も人気の高い投信に飛びついてしまう。

しかし、投信に限らず仕組みを理解しないまま金融商品に手を出すのは禁物だ。

投信は組み入れる金融商品によって株式型や債券型があり、それぞれ国内タイプと海外タイプがある。日本株が全体的に値上がりすると予想すれば東証1部の全銘柄に投資するTOPIX(東証株価指数)型投信を買い、外国債券の利回りが目当てなら外債型投信を買えばいい。

外債組み入れ投信に注意