(enjoysphoto/PIXTA)

K字相場──。今、株式市場関係者の多くが口にする言葉だ。コロナ禍からの回復は、急回復する「V字」、低迷が続く「L字」、回復に時間がかかる「U字」のいずれでもない。強い企業がより強く、弱い企業がより弱くなり、「K字」のような二極化が加速するという見立てだ。

小社刊『会社四季報』の最新予想でも、その傾向は顕著だ。

会社四季報 2020年4集秋号
書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

今期純利益が前期に比べて増益になる企業は1464社と全体の約4割。だが、その中で過去最高純利益を更新する企業が486社もある。一方、減益になる企業は2257社と約6割。そのうち赤字になる企業が508社もある。

『会社四季報』は、記者が各社の業績を独自予想し、3カ月ごとに見直している。9月4日時点の四季報予想は3カ月前の四季報予想と比べると、今期経常利益が947社で上方修正された。コロナ禍の逆風にもかかわらず全体の27%が上方修正されたのだ。