コロナ時代の株入門 会社四季報 秋号公式「トクする銘柄」ガイド

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コロナ禍で激動した株価。テレワークで増えた在宅時間に取引する人も急増した。改めて株投資の基礎を押さえよう。

本誌:福田 淳 データ編集:久野貴也

週刊東洋経済 2020年9/26号
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「妻と一緒に4月に株式投資を再開した。テレワークで在宅時間が増え、投資について考える時間ができた」。Tさん(30代男性)はそう語る。

株式投資を始める人、再開する人が増えている。インターネット取引の月間新規口座開設数は今年2〜7月に6カ月連続で20万超(日本証券業協会調べ、主要15証券)。過去10年にない高水準だ。

上の折れ線グラフは日経平均株価の推移。1月高値から3月安値へ32%も下落したが、半年後の9月には1月高値に迫る水準まで回復した。3月安値からの上昇率は44%に達した。日経平均が2万円だった4月に投資を始めたIさん(30代男性)は頬が緩む。3月下旬に始めた妻ともども「かなりの含み益」だという。

ただし日経平均は6月以降、上昇が鈍い。9月上旬には米国株が急落した。株式市場は新型コロナの影響を見定めようとしている。

コロナで人々のニーズや企業の行動は大きく変わった。これからの株式投資は、よりシビアな銘柄選別が欠かせない。上場約3800社の業績予想を網羅する小社刊『会社四季報』最新号の情報も併せ、株式投資の基礎から実践までを徹底解説する。

週刊東洋経済編集部
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