(EKAKI/PIXTA)

親族以外に会社を任せたい人物がいた場合、用いられるのがMBO(役員による買収)だ。役員など経営陣が経営者から株式を買い取ることで承継をする。

従業員が承継するケースもあるが、こちらはEBO(従業員による買収)と呼ばれる。外部から後継者を連れてくる場合も同じ方法で承継が可能だ。

共通するのは、社内の人間がM&Aを行う点。その際、必ずネックとなるのは資金不足だ。役員や従業員が経営者の保有する株をすべて買うほどの資金を持っているケースは少ないため、金融機関からの借り入れが必要になる。

実際の流れは下図を見ていただきたい。後継者は特定目的会社(SPC)を設立し、金融機関から資金を調達。その会社を通じて経営者から株を購入し、承継対象となる会社を子会社化した後、合併する。