5years代表 大久保淳一(おおくぼ・じゅんいち)がんを発症、転移もしたが一命を取り留め、15年に5years(http://5years.org/)を創設。(撮影:梅谷秀司)

私が代表を務めるがん経験者コミュニティー「5years(ファイブイヤーズ)」は、立ち上げから5年半で1万人を超える会員を集めることができた。急成長できたのは、がん患者は同じがんの経験者から、多くのことを教えてもらいたい気持ちが強いためだろう。

がん患者は同じがんの経験者から、実際の治療や治療後の体調の変化、症状を時系列で知りたい。要するに自分の未来を見たいわけだ。実際がんの告知を受けると、今後どんな治療が始まって、いつ終わって、その後どういう生活が待っているのか、まったくわからない暗闇に落とされる。