(pearlinheart/PIXTA)
週刊東洋経済 2020年8/29号
書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

高大接続改革と歩調を合わせるように、推薦・AO入試の比重が増している。一般入試では得にくい多様な人材を獲得する方策として、旧7帝大に東京工業大学、一橋大学、神戸大学を加えた難関国立10大学すべてで導入が進む。中でも東北大学はAO入試の定員が626人と多い。このため推薦・AO入試合格者数ランキングの上位は、1位仙台第二や2位盛岡第一など、東北の高校が占める。国立大学協会が推薦・AO入試の入学定員を全体の3割にすることを求める中、東北大は2021年度入試で達成する。

東京大学と京都大学は、16年に推薦やAO入試を導入した。東大は1校当たり男女1人ずつ計2人が上限のため、ランキングトップには2人の高校が並ぶ。この中で広島は、初回の1人を除き毎年2人、5年間で9人の合格者を輩出した。ほかに毎年合格者を出す高校には、日比谷渋谷教育学園渋谷(ともに5年間で8人)がある。

東大推薦入試は、100人程度の定員に対し、合格者が80人以下にとどまる。170〜180人程度で推移する志願者の少なさが要因で、21年からは1校当たりの推薦者を4人(男女各3人まで)に増やして定員充足を目指す。

京大の特色入試は、医学科と工学部、法学部を除き学力型AO入試で選抜する。合格者が最も多かったのは大阪桐蔭の6人。以下、西京北野がともに4人、海陽中教堀川など7校が3人で並んだ。