週刊東洋経済 2020年8/29号
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高校受験、とくに公立高校の入試制度は、ここ十数年で変わったことが多い。

2000年代半ばから導入が進んでいるのが推薦入試だ。学校の通知表に書かれる5段階の成績(内申点)と面接や小論文などで合否を判定する。推薦枠は定員の20%前後とするケースが多いが、5割を推薦で確保する学校もある。

学区制の撤廃も進む。学区制とは、原則として自分の住む学区域の学校しか受験できない制度。しかし、学校選択の機会拡大や学校間競争を促すため、文部科学省が撤廃を容認。東京都と和歌山県が03年に撤廃したのを皮切りに、半数以上の都道府県が撤廃している。一時は学区内で成績や希望、居住地に応じて合格者を振り分ける「総合選抜」を取り入れる自治体もあったが、今では完全に撤廃された。