週刊東洋経済 2020年8/29号
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大学付属校や系属校に進学する魅力は、高い確率で系列の大学に入れること。しかし最近は、ほかの難関大学への合格実績を上げている付属校もあり、系列大学とほかの大学の両にらみをしたい生徒から人気が集まっている。

佐賀|早稲田佐賀
3分の1が関東からの入学

校舎は唐津城の城下にある

早大の知的財産を活用

佐賀県唐津市の早稲田佐賀中学校・高等学校はその1つだ。同校は、早稲田大学の系属校(大学と学校法人が別)で、「大学の創設者・大隈重信の出身地である佐賀にも学校を建てよう」と、2010年に開校した。定員は240人で、うち半数が高校から入学する。

大きな特長は早大への推薦入学枠で、1学年の50%が早大に進学できること。早大への推薦入学を目指して関東から入学してくる生徒は、全体の3分の1に及ぶ。

ただ全員が早大志望というわけではない。地元九州出身の生徒の多くが難関国公立大や医学部を目指す。20年度は九州大学や京都大学などの国公立大学に現役・浪人合わせて26人が合格、医学部にも国立大の4人を含めて15人が合格した。