戦後の復興期を経て高度経済成長期に入った1950年代後半以降、白黒テレビ・冷蔵庫・洗濯機は三種の神器といわれた。中でも子どもたちが憧れたのはテレビで、この時期の小学生に人気だったテレビCMの1つに、伊東市のハトヤホテルのCMがある。作曲はいずみたく、作詞は野坂昭如と昭和を代表する作曲家、作家によるもので、当時は、関東・東海・近畿地方で頻繁に流れていた。「伊東に行くなら『ハトヤ』」「電話は4126(ヨイフロ)」など特徴的なリズムと誰にでもわかる歌詞で一世を風靡し、温泉地としての伊東を全国に知らしめた。

温泉の源泉数で大分県の別府、湯布院に次ぎ国内3位を誇る伊東温泉のほか、市内には宇佐美温泉、赤沢温泉などの温泉地がある。もちろん、ハトヤホテル以外にも、ホテルや旅館は多い。