米セールスフォース・ドットコムのベンチャー投資部門から独立し、今年4月にOne CapitalというVCを設立した。ファンドの運用規模は最終的に100億円程度を目指す。

あさだ・しんじ 伊藤忠商事を経て、2015年に米セールスフォース・ドットコム投資部門の日本責任者に。20年4月から現職。

独立した理由は大きく2つある。1つは、成長途上のSaaS市場で勝負したかったから。投資先は法人向けのSaaSに特化し、1社当たり1億〜5億円で20〜25社に投資する計画だ。過去のSaaSへの投資実績を評価してもらい、コロナ禍があったがファンド組成は予想に反してうまくまとまった。

日本のSaaS市場は年間5000億円弱。一方でIT投資全体は10兆円であり、5%弱にすぎない。これが間違いなく30〜40%の水準になる。日本企業は業務システムの開発をお金のかかる大手ベンダーに丸投げするのではなく、もっとSaaSを使うべきだ。

ファンド出資者も支援