あかうら・とおる ジャフコを経て、1999年に独立系VCのインキュベイトファンドを創業。2019年7月から現職。

コロナ禍で、実店舗や施設に集客するベンチャーは壊滅的になった。だが、そうしたところへのベンチャーキャピタル(VC)の投資例は少ない。最近は産業のデジタル化の動きを追い風にSaaS(サース)(クラウド型ソフトウェア)への投資が多い。

今後もベンチャーの調達環境は悪くないだろう。昨年、ジャフコやグロービス・キャピタル・パートナーズなど、数多くの独立系VCが数百億円規模のファンドを組成し、資金は潤沢だ。過去を振り返れば、景気が悪くなると事業会社は一気に投資を引き揚げるが、今回はその影響も限定的だろう。

米国の勝ち筋を追う