「日本では、学校は学問をする場ではなく、託児所だったんですね。従順な国民を育む場として機能しているんですね」

コロナ禍、知り合いの在日外国人からこんな指摘を受けた。そのとおりだとうなずいてしまった。

感染症拡大の防止で、日本政府が最初に打ち出した本格的な政策は、2月末の「全国の小中高校への一斉休校の要請」だ。当時、学校関係者はもちろん、学校へ通う子どもを持つ多くの親たちが大混乱した。その反応は2種類あったように思う。勉強の遅れを心配するものと登校できない子どもの面倒を誰が見るのかというものだ。