(イラスト:ソリマチアキラ)

ブライソン・デシャンボーという名前の選手を初めて知ったのは、2014年、軽井沢で開催された世界アマチュア選手権でだった。

彼のアイアンのシャフトの長さは、番手のすべてで同じ。グリーン上でのアンジュレーションなども計測して数値化し、当時から独自のゴルフ理論、哲学を持ち合わせていた。

その後プロに転向してから、何かにつけてデシャンボーの名前がでてきた。昨年まで通算5勝。そしてコロナ禍で中断していた米ツアーが再開され登場したときには、なんと体重が20キログラムほど増えて、その飛距離も平均320ヤード前後だったものが20ヤードも伸ばしていた。

7月初旬に終わったロケットモーゲージ・クラシックで通算6勝目を挙げた彼は、初日の14番ホールで、なんと376ヤード(キャリー343ヤード)という驚異的な飛距離を出していた。ちなみに2位は、キャメロン・チャンプで342ヤード。3位はババ・ワトソンで341ヤード。松山英樹は、340ヤードで4位タイにつけている。