週刊東洋経済 2020年8/8・15合併号
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「自粛期間」のベストセラー、『コロナの時代の僕ら』には印象深い言葉がいくつもつづられている。例えば「グローバル化」について。「新しいかたちの連帯責任、もはや僕らの誰ひとりとして逃れることのゆるされない責任」とある。

人、物、金が縦横無尽に移動するグローバル化。世界中の人々がその恩恵を受けてきた。著者のパオロ・ジョルダーノ氏もその一人であり、グローバル化によって、「素敵な音楽や旅行」を満喫してきたのである。

ところが、新型コロナウイルスが状況を一変させる。グローバル化と同じ道筋をたどって、あっという間に地球の隅々にまで到達したのである。グローバル化は今も社会、経済のシンボルなのだろうか。アフターコロナの時代に残される「負の遺産」になってしまうのかもしれない。

とすれば、世界中がその責任を負い、そのツケを払い続けなければならない。ジョルダーノ氏が言うように誰ひとりとして、その責任から逃れられないのだ。

コロナと共存するウィズコロナの時代が数年単位で続くことがわかってきた。その間にグローバル化の崩壊が進む。そのとき私たちにとって、武器になるものは何か。教養である。誰にも先が読めない視界ゼロの世界において、命綱のような存在になるだろう。

累計販売部数270万部を超える国民的ベストセラー、『国家の品格』著者の藤原正彦氏は今、「情報を選択する力が必要で、それがまさに教養だ」と話す。情報から知識、それをさらに教養まで高めるプロセスについては藤原氏の第1講を読んでいただきたい。  

コロナ時代にもう1つ手に入れたい武器はデジタルスキルである。デジタル化が飛躍的に進むアフターコロナを見据え、プログラミングやオンライン学習について、詳しく取り上げる。

この特集を読むことであなたは、コロナ時代を乗り切る、手がかりをつかむことができるはずだ。

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