コロナ禍をきっかけに日本でも在宅でのリモートワークが定着した。これを先進的な働き方と賞賛する声が少なくない。働き方改革という文脈での評価もある。確かに在宅ワークでQOL(生活の質)が向上した人は多い。首都圏の平均的な通勤時間は45分なので、往復1時間半の自由に使える時間が生まれることになる。

しかし在宅ワークは、生産性の観点から、本当に働き方の進化形なのだろうか。

第1次産業では遠洋漁業はともかく職住近接であろう。通勤という働き方が一般化したのは第2次産業(工業)からだが、ここでも在宅ワークはあった。内職だ。