おおた・じゅん 1958年生まれ京都府出身。京都大学法学部卒業後、82年旧住友銀行入行。2015年に新設されたITイノベーション推進部の担当役員などを経て、19年4月から現職。(撮影:今井康一)

三井住友フィナンシャルグループは3メガバンク体制発足から15年目にして初めてトップの座を射止めた。その秘密はどこにあるのか。太田純社長に聞いた。

──新型コロナウイルスの感染拡大で、資金需要は高水準です。現状に対する評価は。

国内外合わせて、新規で10兆円程度の資金需要があると想定していた。3月から見た3カ月間で、国内で約4兆円、海外で約3兆円、合わせて6兆〜7兆円程度を融資している。

コミットメントライン(融資枠)の設定も合わせると、国内で10兆円程度。中小企業についてはまだ増えているが、大手企業についてはだいたい手当てしたイメージだ。