雑居ビルの看板に貼られた珍妙な紙(右)。ビルオーナーとテナントのつばぜり合いが各所で起きている(撮影:尾形文繁)

「たいへんな逆風下でのスタートとなった」。4月1日に就任した東急不動産ホールディングスの西川弘典社長は、険しい表情で2020年3月期決算説明会の口火を切った。

それもそのはず、大手デベロッパーの中で東急不動産はコロナ禍の影響が最も大きく、今期の営業減益幅は5社中で最大になるとみられる。ホテル「東急ステイ」や東急ハンズ、リゾート施設、フィットネスクラブなどが軒並みコロナでダメージを受ける。

固定賃料さえ守れず