NOVAの労働環境改善を訴えるエドワーズさんは、6月からストライキを開始した
週刊東洋経済 2020年6/27号
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日本の外国人労働者数は2019年、過去最多の約166万人となった。反面、新型コロナウイルスの流行が、以前から問題視されてきた外国人への差別に追い打ちをかけている。

勤務先の英会話学校が休業中の補償を行わず、感染対策を怠った環境で講師を働かせているとして、NOVAホールディングスを相手に団体交渉を始めたのが米国出身のアレクサンドラ・エドワーズさんだ。

エドワーズさんは日本の版画を勉強するために就業ビザで来日。東京都内のNOVAの英会話教室で個人事業主契約の講師として働く。月の収入は17万円ほどで、うち6万円が会社契約のアパートの家賃として差し引かれている。

ぜんそくの持病があり、今年3月ごろから日本で新型コロナの感染が拡大すると、小さな教室での対面授業に不安を覚えた。上司に相談したが、具体的な対策や休んだ際の補償は提示されなかった。