同サイトには次世代を担う論客たちが寄稿、政治や経済などさまざまな議論を繰り広げている

米国の新型コロナウイルスによる死者は10万人を超え、その経済的影響で失業者は2000万人に達した。そこにミネソタ州ミネアポリスで白人警察官が黒人男性に暴行を加え死なせる事件が発生、抗議デモが全米に広がり、一部は暴徒化し放火や略奪まで起きた。

感染症・経済に人種問題が絡み合う未曾有の複合的危機である。騒乱の背後には経済格差への不満もある。黒人貧困層は新型コロナ感染者・死者の比率が高い。

こうした災禍の中、「小さな政府」を主導してきた保守派政治家や論客の間で、市場万能主義を否定し、政府の役割の重要性を見直す「大きな政府」論が高まっていることは5月16日号の本欄で紹介した。