週刊東洋経済 2020年6/6号
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新型コロナウイルスによる自粛は、エンターテインメント業界も直撃した。テレビ番組の演出に制約が出たほか、舞台公演やお笑いライブ、コンサートなどのエンターテインメントビジネスは自粛期間中、完全に失われた。  

今後、社会的距離を取る“新しい生活様式”を守る中では、ここ10年の流れであった実演イベントで収益を上げるスタイルのビジネスは、収益性を落とさざるをえない。放送番組も作り方、演出の見直しを迫られている。

そうした中、ネットを使ったリモート技術で打開し、“コロナ後”での展開を見据えた動きが活発化している。

自宅からラジオ生放送

J-WAVE「SATURDAY NIGHT VIBES」 自宅からのFM生放送を行ったDJ TAROさん。新しい時代に向けてリモートでのクラブイベントへの道も模索する

「スタジオに直接、入れないときでも品質の高いFM放送を行いたい」。クラブDJや音楽番組ナビゲーターを務めるDJ TAROさんは、毎週土曜深夜25時からJ-WAVEで生放送している番組を、自宅から放送した。