東京工業大学 環境・社会理工学院教授 比嘉邦彦(ひが・くにひこ)米ジョージア工科大助教授等を経て2016年から現職。テレワークやクラウドソーシングを研究。

テレワークは本来、国と経営者、個人にとって「三方よし」の働き方だ。国にとっての利点は東京一極集中が是正されること。地方でテレワークする人が増えれば、過疎化の解消につながる。働き手にとっては、子育てや介護などのライフステージに合わせ、働く時間や場所を選べることのメリットは大きい。ただ経営者にとっては「よし」ではなかった。なぜなら、社員の生産性向上への寄与が見通しづらかったからだ。