ごのかみ・まこと 1957年東京都生まれ。80年に東京大学理学部物理学科卒業、同大学院理学系研究科博士課程退学。98年東大教授。2015年より現職。理学博士。専攻は量子エレクトロニクス、量子光学。(撮影:今井康一)

──3月末、早稲田大学と包括的な協定を結びました。なぜ早稲田を相手に選んだのですか。

両校の強みが相補的だからだ。東大は社会変革を駆動するという目標を掲げて活動してきたが、その目標を共有したことが提携のきっかけ。まず人材。両校はともに影響力のある人材を輩出しているが、強みは少し違う。

社会変革の次の社会実装の段階では、早稲田の実行力は魅力だ。東大には世界唯一の最先端研究施設が複数ある。そこに早稲田が参加すれば、稼働率を上げられる。産学連携なども活用し、国立・私立の壁を越えて社会変革を実現したい。

──産学連携に加え、東大発ベンチャーへの支援も活発です。