たなか・あいじ 1951年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、85年米オハイオ州立大学大学院政治学研究科博士課程を修了しPh.D.(政治学)。98年早大政治経済学術院教授。教務部長、理事、グローバルエデュケーションセンター所長などを経て、2018年から現職。(撮影:尾形文繁)

──世界のトップ大学になることを目標としています。

2018年11月に総長に就任してから1年半、「世界で輝くWASEDA」を目標に改革を行ってきた。目指すのは、世界中の大学や実業界から、早稲田といえば「国際的に学術的意義のある研究をしている大学」「各分野で社会に貢献する人材を輩出している大学」と認識されること。20年かかるかもしれないが、そのときにはおのずと世界大学ランキングでトップ40には入るはずだ(注:現在のQS世界大学ランキングでは196位)。そこで必要なのは、世界に通用する優秀な研究者を獲得すること。教員には、将来自分を追い越すような人材を採用し育てる覚悟を持ってほしい。

──教育面では、文理共通の基盤教育を充実させてきました。