ほしの・よしはる 1960年生まれ。米コーネル大学大学院を修了後、米国で日本航空開発(現オークラ ニッコー ホテルマネジメント)に入社。89年に帰国後、実家の星野温泉に入社するも、半年で退職。シティバンクを経て、91年に星野温泉に戻り、社長に就任。現在はグループの代表を務める。(撮影:今 祥雄)

高級旅館・ホテル運営の星野リゾートは、新型コロナウイルスによる悪影響を逆手に取った企画を早期に打ち出した。宿泊業者がコロナ禍を乗り切るためには、何がカギを握るのか。星野佳路代表を直撃した。

──宿泊客が急減し、廃業・倒産する旅館が出てきました。星野リゾートの今後の経営方針は?

私たちの責任として、感染者集団が形成されない、安全な旅を提供しなくてはいけない。当面、客室稼働率の低迷に苦しむだろうが、必ず宿泊市場は戻ってくる。