(CORA / PIXTA)

改正民法では、「定型約款」という制度が新設される。定型約款とは、不特定多数の相手(顧客)と画一的な取引を行う際に適用される約束事である。

従来から保険契約やインターネットサイト利用契約など、多くの契約において一定の定型的な約款が適用され、ユーザーはそれに同意したものとして取り扱われてきた。

しかし、それでは約款内容を必ずしもきちんと確認していないユーザーが不利益を受ける可能性がある。かといって、定型的な約款にまですべてユーザーの個別的な同意を要求するのは不合理で利便性を損なってしまう。