3月3日、「ヘルスサイエンス事業」について会見するキリンHDの磯崎社長

「今まで一生懸命説明してきたつもりだが、投資家の理解を十分に得られなかった」。キリンホールディングス(HD)の磯崎功典社長は、3月3日に開いた株主向け説明会でこう思いを吐露した。

キリンは磯崎社長が2015年に就任して以降、ブラジル事業からの撤退、国内ビールの立て直しなど事業整理を進めた。一段落した19年から成長戦略として、医薬事業の強化に乗り出す。その一環で、19年4月には子会社である協和キリン傘下の協和発酵バイオの株式95%を取得し子会社化した。