外国人客があふれていた東京・銀座周辺は、人通りがまばらに

多くの人が集まる百貨店やGMS(総合スーパー)など商業施設は新型コロナウイルスへの感染を避ける意識の高まりから、客足が遠のいている。

百貨店最大手の三越伊勢丹ホールディングス(HD)傘下の三越伊勢丹は、国内既存店の2月売上高が前年同月比13.6%減だった。感染拡大による不安が広がり、来店客数の減少や消費マインドへのマイナス影響が出た。「外国人の来店数が大幅に減少し、化粧品を中心に販売が落ち込んだ」(三越伊勢丹HDのIR担当者)。

外国人客だけでなく、日本人客も外出を控え始めた。観光地として全国各地から客がやってくる店は売上高の落ち込みがとくに激しい。三越銀座店(東京・中央区)の2月売上高は同36.2%減と、全店の中で最も下落幅が大きかった。