住宅ローンの返済負担は重い。少しでも利息の支払いは軽減したい。

そこで利用されるのが、「繰り上げ返済」である。返済額軽減型と期間短縮型の2種類がある。軽減型は、返済期間は変わらないが毎月の返済額が減る。短縮型は、返済期間は短くなるが、毎月の返済額はほぼ変わらない。短縮型のほうが支払う利息を減らせる効果は大きい場合が多い。

ただし、繰り上げ返済には注意が必要。住宅コンサルティングサービスを提供するMFSの中山田明CEOは「繰り上げ返済はかえって損することもある」と指摘する。

最大のポイントは住宅ローン減税だ。住宅ローンを借り入れて住宅の新築・取得または増改築などをした場合、年末ローン残高の1%を所得税や住民税から10年間控除できる。2020年末までに契約した場合、控除期間が3年延長され、13年間となる。