ヤマハ発動機が製造・販売するプレジャーボートの「イグザルト43」(提供:ヤマハ発動機)ⓒYellowSeeds

1隻約4億5000万円──。トヨタ自動車がレクサスブランドで2019年10月に発売したクルーザーの価格だ。

ラグジュアリークルーザーは非常に高額だ。プレジャーボート国内最大手のヤマハ発動機は大型のタイプを扱っていないが、それでも高価なものは2億円近いという。

ヤマハ発動機マリン事業本部の飯田勝哉マーケティング統括部長は「(プレジャーボートは)法人での購入が圧倒的」と話す。個人経営の企業が社員の福利厚生や節税を目的として購入するのだ。船は車と比べて償却期間が短いうえに高価。しかし、中古なら500万円前後のものもあるといい、償却が終わった後に売却する際、残価が高く取れることも魅力。儲かったときに福利厚生を兼ねて購入すれば短期で償却でき、節税になる。