(Supawat / PIXTA)

一口に「税金」といっても、さまざまな種類がある。その数47。主な税金は下図のとおりだが、まず課税主体によって国税と、地方自治体が課税する地方税に分類できる。また、課税方法についても、支払う人が手続きをして直接納める直接税と、物やサービスの代金に含まれていて、税金を払った人と実際に納税手続きをする人が違う間接税とに分けることができる。さらに、所得税や法人税のように1年間に得た所得に対して課税する所得課税、相続税や固定資産税といった資産や財産に対して課税する資産課税、たばこ税や酒税のように、消費の際に課税する消費課税と、経済活動の場面に応じた分類の仕方もある。

控除した残りに課税

税金は、法律で税の種類ごとに算出方法が定められており、それに基づいて税額が決まる。ここでは、サラリーマンの給料にかかる所得税を例に見ていこう。

実は所得税は、「収入額」で税額が決まるわけではない。そこから、さまざまな費用を「控除」して、「課税対象の所得」を決め、そこに税率を掛けて算出している。