税務署は税務調査の目標件数をあらかじめ設定している(photolibrary)

経営者や事業主にとって税務調査は、非常に厄介なものだ。税務署の調査官が事業所にやってきて、何日も居座り、あれこれ質問をしてくる。忙しく仕事をしている身としてはたまったものではない。図のとおり、法人税だけで年間約10万件の税務調査(実地調査)が入っている。

この税務調査に関して、世間はいろいろ誤解している。

まずほとんどの人が「税務署の調査官は正しい」と思い込んでいる。「税務署の調査官は国家公務員であり、法律的に間違ったことをしたり言ったりするはずがない」、と。