新年を迎え、令和時代も2年目を刻んだ。なのに、令和時代という実感がいまだに乏しいのは筆者だけではあるまい。平成の何が終わって、何が別に始まろうというのか。

そう自問自答しながら、昭和から平成への移り変わりに思いをはせてみた。昭和は戦争から繁栄への劇的な切り替わりの時代だった。この見方に異論はなかろう。一方、平成は繁栄から衰退への時代だった。さまざまな場面で日本型システムが弱点を露呈した。令和は企業の競争力低下や人口減少といった衰退から、別の何かに特徴がスイッチしていく時代だろう。