国土交通省によれば、2018年7月に西日本を襲った集中豪雨による水害被害額は約1兆1580億円に達した。単一の水害としては、統計を取り始めて以来、過去最大に当たるという。

19年9月に東日本に襲来した台風15号では強風によって千葉県を中心に1カ月近くに及ぶ停電が発生した。約1カ月後の台風19号では140カ所で河川堤防が決壊し、関東甲信越や東北地方で広範囲の浸水被害が生じた。

自然災害はなぜ激しさを増しているのだろうか。18年7月の豪雨について気象庁は、「地球温暖化に伴う水蒸気量の増加の寄与もあったと考えられる」と分析している。19年の台風15号や19号についても、地球温暖化との関係が専門家によって指摘されている。