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公立・公的病院と違い民間の医療法人は赤字が続けば倒産してしまう。事業の永続性を保つには、売上高(売上高の多くを占めるのが医療行為による収益)を増やしながら、経営の効率性を高めなくてはならない。医療機器や医療材料の購買、職員の研修などで、大規模化やチェーン化にはメリットがある。

医療法人を売上高順に並べたのが下表である。安定性を示す指標として自己資本比率にも注目してほしい。

売上高首位の徳洲会、2位の沖縄徳洲会、12位の木下会(2019年に沖縄徳洲会に統合)は徳洲会グループを形成する。

3位の明理会と4位の明芳会は東京都板橋区に本部を置くIMS(イムス)(板橋中央総合病院)グループ、5位の愛友会と6位の協友会は埼玉県上尾市に本部を置く上尾中央医科グループ、19位の東光会は埼玉県戸田市に本部を置く戸田中央医科グループ。この3つは中村一族が経営する緩やかな連合体になっている。

このほかにも、武蔵野会(35位)、横浜柏堤会(66位)、青葉会(67位)が戸田中央医科グループ、哺育会(42位)が上尾中央医科グループの傘下である。