かのう・しげあき 社会医療法人協和会・加納総合病院(大阪市)理事長。1955年生まれ。順天堂大学卒業後、京都大学で消化器外科を専攻。2015年から日本医療法人協会会長。

諸外国と比べ日本の医療の特徴は民間病院の多さだ。病床数の約7割を民間病院が占めている。公立病院の改革が促される中、民間病院が果たす役割とは何か。多くの民間病院が加盟する日本医療法人協会の加納繁照会長に話を聞いた。

──公立病院と民間病院の違いは何でしょうか。

日本の医療は民間が主体になっている。例えば救急搬送受け入れ件数の約6割を民間が担っている。これを都道府県別に見れば地域差がある。