さかい・たつふみ 1959年生まれ。84年東京大学法学部卒業、日本興業銀行入行。みずほ銀行国際ユニット長、みずほ証券社長などを経て2018年4月より現職。(撮影:今 祥雄)

3メガバンクで最も収益性の課題が大きいのがみずほフィナンシャルグループ(FG)だ。厳しい環境下で生き抜くために、どのように変革を行うのか。

──足元の金融業界をどう見ていますか。

構造改革待ったなしだ。大きなトレンドとしてデジタル化、少子高齢化、グローバル化は不可逆的だ。さらに、景気の不透明感が強まっている。銀行の不良債権の額も2019年度の第1四半期、第2四半期と少しずつ上がってきた。金融業界は従来以上に変化のスピードを上げていく必要がある。

──19年度には5カ年の新中期経営計画が始動しました。