ならさき・ともあ 1996年生まれ、栃木県出身。類いまれな跳躍力、俊敏性で世界各国のクライマーから注目を浴びる。東京五輪のスポーツクライミング日本代表に内定。所属はTEAM au。(EPA=時事)
スポーツクライミングは、垂直に立つ壁をカラフルなホールドを使い体一つで登るスポーツ。速さを競う「スピード」、少ないトライ数で多くのコースを登り切れるかを競う「ボルダリング」、高さを競う「リード」の3種目があり、初めて正式種目に採用された東京五輪では、3種目の「複合」の結果で順位が決まる。金メダル候補の楢﨑智亜選手に意気込みを聞いた。

──充実した1年でしたか。

五輪代表が決まる世界選手権での優勝を目標にトレーニングしてきました。その結果、ワールドカップでも、選手権でも総合優勝することができました。

競技の魅力? 自由なところです。スタートからゴールまでホールドが配置されていますが、どう登るかは選手次第。登れればOK。極端な話、スタートからゴールまで飛べたらそれで構わない(笑)。背の高い選手と低い選手で行き方は違いますし、筋力や技術によっても異なります。重心の位置や持ち方もそう。十人十色です。

世界1位への強い気持ち

──楢㟢さんはなぜ強い?