さわだ・ひでお 1951年生まれ。ドイツ・マインツ大学留学後、80年にエイチ・アイ・エスを設立。2010年には経営不振だったハウステンボスの社長に就任。同社の経営再建に成功。(撮影:今井康一)

店舗型の旅行会社が牽引してきた日本人の海外旅行(アウトバウンド)ビジネスは、オンライン旅行会社(OTA)の台頭で分岐点を迎えた。かつて格安航空券の取り扱いで業界に旋風を巻き起こしたエイチ・アイ・エス(HIS)の澤田秀雄会長兼社長は、旅行会社の未来をどう見るか。

 

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──東京五輪でインバウンドの一段増に期待がかかります。

HISはインバウンド事業を抱えているので、いい影響が出る。インバウンドは年々増えており、現在の年間3000万人程度から、4000万人へ成長するだろう。ただ、アウトバウンドへは五輪の開催時期に(日本人が国内にとどまれば)、マイナス要因となりうる。